少年時代。
自販機もないような村で育ち、
遊びといえばいつも外。
捨てられたエロ本にきゃっきゃしたり、
道が無い森を犬を連れて、
ひたすら歩きまわったり。
家の小銭をかき集めて、
知らない街まで遠出をしたり。
3 見た目は大人、心はこども。
僕の冒険はまだ続いている。

目に見えるものをつくるからこそ、
目に見えない部分を大切にする。
素材を本質からじっくりと見つめ直してみる。
添加物をできる限り省きつつ、
素材本来の良さをそのまま引き出せるような、
正直なものづくりを淡々と続けていきたい。

みんな泣いて産まれてきて、
自然と笑うことを覚えて、
おもちゃを買ってもらえなければいじける。
一丁前に嘘をつくことも覚えて、
小学生のくせに恋をする。
多分昔も今もそんなに変わらない。
ものづくりを通じて、
人間に共通項としてあるようなものを
少しでも描写していきたい。